敦希のお気に入りの歌一覧
茂作
觀音の御堂に生える大銀杏 花を落として春は過ぎけり
13
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滝川昌之
「寝て過ごす」口を揃えて連休の予定答える新入社員
18
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へし切
草や木の目にまぶしきは新緑の生きとし生けるものの輝き
14
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恵雪
久々に夢に出で来し母と乗る列車廃止のローカル線の
7
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睡密堂
あざやかなきみどり色のずんだ餡かしわ餅からこぼれる五月
6
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兎桃
十六夜空澄みわたり槙の葉の雫それぞれ月宿したり
7
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滝川昌之
初月給もらう次男が欲しいものないかと訊くが泣けて言えない
15
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ななかまど
窓染める樹々の緑の濃くなりて八十八夜の別れ霜かな
14
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へし切
たんぽぽの綿毛は空に憧れぬ吹いてくれぬか行きずりの人よ
14
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恣翁
しゃがみ込み 草の香に春嗅ぎ取りて 悦に入りにし少年時代
12
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茂作
そよの風やまぶき蝶を追ひかへし ふたたび寄れる春の晝なか
15
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横井 信
降り出した雨に打たれてヒメジョオンちょっとうつむき花が揺れてる
14
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滝川昌之
この雨は田畑潤す雨だから女子の化粧水ごとく滲み込め
14
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ななかまど
霧雨に首をすくめる峰桜せめて散りたし青空の下
21
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恵雪
万葉集栞のページに遠距離の我が身重ねし相聞歌有り
10
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へし切
外は雨 内に籠りて雨音を聞きつ 暫しく思い出の中
14
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茂作
冬ごろも仕舞ひしあとの寒さかな 蛙も聞かず春の水張田
15
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KEN
ボール追ふ子らの夕影もてあまし陽は暮れなずむ 思ひ出と共
14
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ななかまど
心臓の悲鳴を何度も宥めつつ三角点にさわれば嬉し
18
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滝川昌之
新緑を小さな胸に溜めこんで親の燕は子育ての帰巣
14
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