赤橙黄緑のお気に入りの歌一覧
詠み人知らず
思い出がひたひたと満ち潮のようかすかな声で口ずさむいそしぎ
3
もっと見る
小春
ひとりが いたにつきすぎて 笑えるほどに強い女 また気取ってる
2
もっと見る
銀ねず
疲れきった人が織りなす鼻ちょうちん螺旋階段のぼっていった
2
もっと見る
詠み人知らず
悲しみが連休あけに来やがった! 腹が立つから蹴っ飛ばしてやった!
4
もっと見る
鷹雪
寒々と空虚を抱え部屋の隅 呻り悩める家電がひとり
4
もっと見る
向日葵
メイクでは隠せたつもりの笑顔でも 表情筋は 嘘をつかない
2
もっと見る
銀ねず
鋼鉄を打つ日盛りのお父さんまぼろしはいつも音を持たない
2
もっと見る
詠み人知らず
「帰ったらビール飲みたいな」と言えば「同じく井坂十蔵」と答える夫
5
もっと見る
銀ねず
街を覆ふ雨のひとつに選ばれたる一人と思へわが花婿よ
4
もっと見る
螢子
もう元に戻ることない二人だからとことん嫌われさっぱりしよう
1
もっと見る
詠み人知らず
「地獄行き召集令状」 来た日から とりあえず体、鍛えております
2
もっと見る
銀ねず
その道はさみしい道で人が来ると電灯全開でうれしがります
5
もっと見る
向日葵
転がってお腹を見せる この猫は 可愛さアピール法を知ってる
1
もっと見る
山本克夫
これが月の欠片と差し出されたものを後生大事に掴んでいます
2
もっと見る
リンダ
人混みで耳栓なしで眠るくせ静寂の部屋は意識さえゆく
1
もっと見る
じゆん
「俺ら」とか言わないでくれ 知らぬ間に巻き込まれてる たった1字で
8
もっと見る
銀ねず
ひとりなる人の頭上に渦巻きて唯一無二の時間といふもの
1
もっと見る
銀ねず
さみしさの影は長くて広まった秘密のようなたそがれでした
4
もっと見る
銀ねず
十二位のかに座のラッキーアイテムはつくし私の遅刻の理由
17
もっと見る
[1]
<<
24
|
25
|
26
|
27
|
28
|
29
|
30
|
31
|
32
|
33
|
34