凌霄花のお気に入りの歌一覧
茂作
ひとつづつ拾ふもうれし世の中の 塵はまじらぬ山のもみぢ葉
16
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滝川昌之
場所をとる運動会の家族席子を撮る笑顔の一等をとる
17
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茂作
涼やかに鈴の音討ちて小鳥らの 囀りとなる朝の禪室
17
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横井 信
ふりそそぐゆるりと澄んだ秋の陽のきらりとひかる木々のささやき
13
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ななかまど
頂きに立ちて生活を想うとき空の青さに心染めたし
16
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滝川昌之
秋風に給湯点けた洗顔はまた世話になる水温むまで
15
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へし切
葉隠れにわりなき花の高さかな うら吹きかへせ葛の下風
18
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恣翁
山並みは 一日の名残りを惜しむがに その西面ぞ茜に染むる
15
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茂作
秋茄子のまだ生ひ殘るとなり畑 いざ聞きてみん嫁は如何にや
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横井 信
秋雨に赤く鮮やか彼岸花駅の裏手の木陰に揺れる
12
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ぜんまい時計
歩み止め源を辿りて安堵せり 木犀香ればもの懐かしく
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ななかまど
カレンダー一枚めくる手の先がさわさわ気づく雪の感触
17
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滝川昌之
子育てを終えた夫婦の鎹は錆びても折れずまだそこにある
15
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杜鵑草
みさをなる心なりせばよからましあやにくげなる瀬戸の夕暮
8
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艸介
六畳の密室を満たす木犀花 香の妖しはプアゾンに似て
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滝川昌之
白は僕マゼンタ色は君だから秋桜二輪風に触れ合う
17
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ななかまど
いつまでも母の居るとふ錯覚の夕べの夢の続きをさがす
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へし切
おやすみと夢に誘われ明日は来る今日の涙はかわき消えゆく
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茂作
訪ねきて遠野の里の曲がり屋に 座敷童子の影や探しぬ
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横井 信
うろこ雲ちぢれて並ぶ秋空にそっとまぎれて浮かぶ白月
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