凌霄花のお気に入りの歌一覧
横井 信
堤防の風のかたちのススキの穂そっと見下ろすいつもの列車
13
もっと見る
滝川昌之
縁側で甘さ増すため午後の陽を受けてる芋が妻のようです
15
もっと見る
ななかまど
ストーブの薪積みおわり雪虫と冬が来るのを待つも酔狂
14
もっと見る
へし切
人権のセクハラ・パワハラ 根源は「触らぬ神に祟りなし」にあり
10
もっと見る
ながさき
傷ついた 心をいやす 月天子 悲母の如くに 優しくつつむ
11
もっと見る
茂作
いつもより足はつらきと思ふかな なかなか鳴らぬお仕舞ひの鐘
12
もっと見る
横井 信
稲刈りのゆっくり進む野辺に舞う蝶も戸惑う急な冷え込み
13
もっと見る
滝川昌之
塩こんぶ一つまみだけで十分な新米甘く笑う奥歯が
14
もっと見る
ななかまど
ふくよかな志功菩薩に囲まれてこころほぐれる青い森かな
13
もっと見る
へし切
つくづくと眺め暮らせば如何ばかりひとりある夜の寝ねがてにする
12
もっと見る
茂作
遠ければ戀しきものよ近ければ 憎むことあり育てし我が子
17
もっと見る
横井 信
屋根を打ちしっかりと降る十月の雨に期待の秋まき野菜
13
もっと見る
滝川昌之
通学路だった小径を帰りゆく大人に成った子が住む街へ
14
もっと見る
茂作
櫻木の色づきそむる秋の日は 春にも負けず人招くらし
18
もっと見る
横井 信
秋色のひかりに染まる桜葉をそっと浮かべる小川の流れ
13
もっと見る
へし切
雲たかく流れる空は秋の色 人待ち顔に季節は移ろふ
12
もっと見る
滝川昌之
「家庭科が一番好きだ」クラス一大食漢の調理実習
14
もっと見る
恣翁
稜線の昏冥深み 籠め初めし紫色の夢を漂ふ
12
もっと見る
ななかまど
鰯雲浮かぶ晴れの日あたらしきコーヒーショップの手書きのメニュー
16
もっと見る
横井 信
ひと仕事終えて見上げるうろこ雲 秋の畑の広い青空
12
もっと見る
[1]
<<
3
|
4
|
5
|
6
|
7
|
8
|
9
|
10
|
11
|
12
|
13
>>
[81]