凌霄花のお気に入りの歌一覧
ななかまど
秋の風みぎにひだりにやんわりといなして寂し野に立つ芒
18
もっと見る
滝川昌之
深まりの嘆き奏でる秋の蝶ギターのピックみたいな翅で
19
もっと見る
横井 信
ただ青い秋の空からひんやりとそっとこぼれるひかりの温度
12
もっと見る
茂作
山ばとの聲をしるべに畑終へる つるべ落としの秋の暮れ方
17
もっと見る
ななかまど
遠山が雪をまとえば独り居の友へのラインは電話にしよう
12
もっと見る
滝川昌之
安堵する農夫のごとき刈田には燻る稲わら煙草のごとく
16
もっと見る
ななかまど
売れ筋の納豆幅を利かしおり引き立て役は悲しかりけり
12
もっと見る
横井 信
霜降のからりと晴れた青空のちょっとさみしい桜の並木
11
もっと見る
茂作
うるさきと來ればたちまち思へども 見ねば淋しき孫たちの顏
15
もっと見る
へし切
なつかしき君がかたみか藤袴 わすられがたき香こそにほへれ
11
もっと見る
へし切
ようように山は紅葉に粧ひて秋の彩どり春にまされり
16
もっと見る
横井 信
晴れわたる秋の夜空の月影に瞬く星を数えて歩く
11
もっと見る
茂作
もの云はぬ猛き獸の哀しけれ 里にい出來て人と爭ふ
16
もっと見る
滝川昌之
あと少し目当てのあの娘の直前で曲が途切れたオクラホマミキサー
13
もっと見る
ななかまど
柔道の礼まなぶことなきプーチンの黒帯は今泣いているはず
13
もっと見る
へし切
値上げされ量も減らされ 秋風の千江の浦廻の コンビニ弁当
12
もっと見る
茂作
いざここにわが身は老いむ下總の 狹き畑に鍬を打ちつつ
13
もっと見る
横井 信
色づいた桜紅葉の葉をたたきひとりふらりと歩く夕暮れ
12
もっと見る
滝川昌之
連結の車輌のごとくがっちりと再会誓い握る友の手
15
もっと見る
へし切
君の眼は見えているのか その耳は聞こえているのか 苦しむ人の・・・
11
もっと見る
[1]
<<
1
|
2
|
3
|
4
|
5
|
6
|
7
|
8
|
9
|
10
|
11
>>
[81]