飛和のお気に入りの歌一覧
灰色猫
爽やかに夏までつづく青空を愛してやまぬレモンを絞る
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ななかまど
世におらぬ母の仕草のくさぐさがわれ詠む歌のなかに佇む
17
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滝川昌之
五月雨が速く歩けとカタツムリ煽れば紫陽花色づきを急く
10
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灰色猫
雨降りのマークばかりの早朝の孤独な気分を愛していたい
8
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猫谷しゅう
空想を飛ぶ羽だろう軽やかに心に棲まう本を開けば
3
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猫谷しゅう
静けさが響く図書館その中に気の合う本の鼓動をさがす
10
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田中ましろ
とまどいの先にも日々はちゃんとあり逃げ出したって地球はまるい
32
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横井 信
雨雲に月はにじんで春の宵 濡れた若葉に風のささやき
8
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横井 信
ゆるやかな午後の陽射しに揺れながらはらりと落ちる初夏のゆずり葉
13
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猫谷しゅう
装丁に惹かれた本を紐解いてゆくよう君を知るこの日々は
3
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横井 信
ツバメ来る暖かい日の夕暮れにすっと横切る若葉のかおり
10
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めいこ
どろんこの道に残ったスキップの足跡の中に浮かぶ花びら
7
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雪乃まり
霞がかる桜前線に染まる街高台にいてくすぐる香り
4
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可不可
散り迷ふ花を冷やすも春の雨 たどれば川面いろどる薄紅
8
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び わ
木蓮が青き空背に紫の鮮やかな色目に染みわたる
7
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谷村思亜
誰がためのその花の色桜花 やさしすぎるよやさしすぎるよ
3
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ななかまど
起きてよと鋭く鍬を入れゆけば春の匂いに変わりゆく土
16
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ひなこ
枯れるまで涙は流してしまったわ 一人嗜むパフェがいちばん
2
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灰色猫
手のひらに舞い込む桜ひとひらは人の命の重さでしょうか
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灰色猫
祝福を受けて生まれて来たのだと桜を愛でる人たちに春
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