時計台のお気に入りの歌一覧
凌霄花
凛として宮の参道松並木今は昔の賑わい語る
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へし切
何処までも続く浜辺の 寄する波 消へて久しきふるさとの海
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ながさき
日々過ごす 我らの住處 「道場」は 常在戰場 自己と戰ふ
10
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ななかまど
シベリアの惨劇もありそしてまた新しき悲劇生まれるウクライナの地
8
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滝川昌之
一行の過不足もなく日々五行 鉄道員(ぽっぽや)らしい亡父の日記
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横井 信
六月の陽射しに夏のかおりして脱いだ上着に軽い足どり
12
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灰色猫
校庭のさくらが少し伸びました背伸びしていたあの頃よりも
10
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茂作
春野菜仕舞ひて土を起こしけり 次の穫り入れ思ふ樂しさ
11
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横井 信
早朝の会議をひとつ終わらせてそっと踏み出す五月雨の街
11
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滝川昌之
曇る日のデニムのシャツの群青が溶け入るような雨季近き海
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ななかまど
議員らが議論するのを聴きながら軍拡へ向く日本あやぶむ
11
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灰色猫
亡霊が秋の枯れ野を流れゆく風と仲良くなれますように
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灰色猫
出身の国は戦火で滅びたとつぎつぎ寄せる流氷が泣く
7
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茂作
梅雨走り色を競へる紫陽花の 花にも負けぬ子らの雨傘
17
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桜田 武
啓蟄の虫の如くに動き出す妻今春も園で土いじり
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桜田 武
「恥を知れ」と天の一喝ほしい二人露とミャンマー国軍のトップ
7
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桜田 武
満開誇る躑躅の黄と橙居間に眺め浮世の悦に入る
6
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ななかまど
聞き上手誉め上手になりたきを本音の野郎またも顔だす
11
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滝川昌之
長い「待て!」命を守るか喰いつくかどちらも愛しヨダレの仔犬
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灰色猫
食卓でふと目をやれば旨いか?と笑ってそうな亡き父の席
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