ひげじぃのお気に入りの歌一覧
うすべに
蝋梅の花びらすかす寒空に いそひよどりは春の歌声
9
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茂作
孫の世話子から頼みのLINE受け 妻のため息滲む嬉しさ
15
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恣翁
香り立つ蠟梅の黄は わが庭に咲ける全てが 夜気を吐くなり
11
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へし切
年ふれば彼方此方歩く要もなく まして花粉の季節の来ませば
12
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滝川昌之
寒に耐え蕾を肥やし待つ花のごときに春へ咲け受験生
12
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杉野小町
食ひすぐと病むと聞くとも悔やまれど育ちゆく様見れずと思ふと
1
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KEN
吹かれ來て 五百槻に絡む 襤褸のふり 冬陽に靜か 烏の一羽
10
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茂作
如何でかは若きを負かす技を得ん 身體弱れば口も借るべし
11
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ななかまど
雪割りて凍える土より顔だして春はまだかと子の蕗の薹
11
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杉野小町
忍びつつ帰りたちまちひとり酒うるほひしもののどか心か
3
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うすべに
里山のうちすてられた藪のなか 人待ち顔で梅の花咲く
9
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茂作
風花や明き空より舞ひ散りて 梅の蕾の咲くを惑はす
20
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ななかまど
凍て空の山の彼方の細き月夜空に付けたあれは爪あと
13
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恣翁
闇を吐く鎮守の杜を後にして 家路急ぐや 寡黙な童
12
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茂作
房總の宿で地酒の飮み比べ 少しの贅澤妻との時間
15
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ながさき
本覚の 栖(すみか)離れて いずくにぞ 楽しみありや みな苦なるべし
8
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へし切
冬の陽は 枯れ木を透かし斑色 風に戯る幼子の上に
14
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里香
俳句から 短歌、ポエムと広がって 承認欲求、証明欲求
5
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恣翁
魚の血の脈に冷たく流るがに 蒼褪むる膚 粟を生じぬ
10
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茂作
故郷の冬の思ひ出手洗ひの 氷に驚き母を呼ぶ朝
12
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