ひげじぃのお気に入りの歌一覧
横井 信
在宅の冬のこたつにひとりきり静かに受けるリモート講義
12
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茂作
仕送りに添へた言葉は變はりなく 身體勞はれ心配するな
16
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KEN
儚さと 冷たさ寒さ ひとしめて 枯れ野を染めぬ 雪 白肌に
11
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れもん24
研ぎ澄ますかわせみの背の光沢に刻は止まりて水面鎮もる
11
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うすべに
ほのめいた梅を探してさまよえば 土塀の上からのぞく蝋梅
7
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茂作
梅の木にすまし顏なる尉鶲 暫し待てども初音欺く
18
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横井 信
枯れ枝に痩せたメジロかショウビタキ春待つ駅の小さな仲間
8
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茂作
春を待つ梅に賑はふ寒すずめ 聲音を眞似よ上手さは問はぬ
17
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うすべに
せわしなく枯れ木の網目を枝うつり めじろの先に一輪の梅
9
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滝川昌之
いつか跳ぶ 未だに俺は助走中 助走のままで朽ちるとしても
13
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ガビー
寝室を分けたつもりはなけれども いつの間にやら犬と寝る妻
7
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滝川昌之
人で無し 車内喫煙とがめられ若き正義を足蹴にすれば
13
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茂作
歌詠みを始めてこそ知る何事も 無き一日に新しきこと
12
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草木藍
梅の枝の小さな蕾鮮やかな紅を愛づ小春日和に
8
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恣翁
安らけく 地上に夜の眠るべく けふの終はりを 祖に謝ふ
14
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へし切
お籠りの如く 古家に閉て込めて この髭面に無聊を慰め
10
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ななかまど
北に浮く柄杓の長さ目で追いぬ北極星は記憶の座標
16
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へし切
独りでも生きてゆけるが 共に老い 共に泣いては 愚痴を言いたい
12
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ななかまど
人あまた笑む季節かな菜の花の黄の帆布揚げ船出する春
10
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うすべに
吹き寄せた枯れ葉の下のうすみどり ほのかな春をつまむ指先
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