草津和泉守のお気に入りの歌一覧
灰色猫
しっかりと恋人つなぎぬくもりが育つようにと初冬を歩む
13
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滝川昌之
上弦を過ぎたと月は寒そうにちょっと着太り霜月の月
15
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凌霄花
伯耆富士裾野錦にひるがえし歩みはやめて冬引き寄せる
12
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滝川昌之
「たむらや」の味噌漬けがあり酒二杯、飯一杯を味わいすする
17
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滝川昌之
雨季ならば朝のくせ毛ははね上がり自動ボタンで開く傘のごと
14
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さいおん
望月も 十六ふ月も 立待も 居待も見えねば 月な昇りそ
5
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さいおん
ひさかたの 雨の降り敷く 六月に 紫陽花咲くは 常ならめやも
8
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灰色猫
水色にほのかに染まる若鮎が群れをなしては夏を告げくる
12
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灰色猫
豊穣の実りを願う夏至祭りその太陽が神であった日
13
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KEN
まよふとも 衣眩しき 山法師 泥土に汚るる この裾もがな
12
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KEN
癒えぬ膿 滲む色して 五月雨の 雲を絡めぬ 短夜の月
11
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KEN
恋焦がる とにもあらずも 苦瓜の 花見て飽かぬ 夏至の暁
11
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滝川昌之
暮れてなお余韻を残す夏至の夕 湿気った昨夏の蚊取り線香
15
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横井 信
蒸し暑いはっきりしない梅雨空にくるくる踊る2頭のアゲハ
12
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灰色猫
夏告げる雨にうたれる睡蓮の鉢でざわめくわたしはめだか
9
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灰色猫
とりどりの子供の傘がくるくると雨を弾いて僕もくるくる
8
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茂作
雨に濡れ紫陽花映えるその路で 若い二人は戀を始める
14
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横井 信
しとど降る雨にけぶれるビルを背に一歩踏み出す夏至の朝
11
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詠み人知らず
愛の意味 知らず育てば もどかしく 体当たりして 道を探して
5
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ななかまど
海底を二十五分も潜りおりはやぶさという鉄の青蟲
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