四季野 遊のお気に入りの歌一覧
浅草大将
やすやすと命かけらに砕くまじ拾はるるのはただ骨ばかり
7
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月光
月光は 今年も恋に 生きますと 言ってはみたが 風は冷たし
4
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1
歯車が熱を持って溶けてきて一つになったような出会いだ
3
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浅草大将
よしあしもなにはの浦の舵枕ともに泊つるも一夜かぎりか
10
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たんぽぽすずめ。
まだ家は遠く泣き出す子を背負いぺんぺん草であやす夕暮れ
34
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久哲
それはあなたのものではあるが自ら開けるべきでは無い扉だ
10
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たんぽぽすずめ。
嗅ぎなれぬ匂いを嗅げばやきもちを大昔から猫だってする
11
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光源氏
ただひとり深山の雪をふみ越えて思ひかしづくみおやを尋ねん
6
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光源氏
しのびあへぬこの雪もよに立ちなむは昔ながらの山ざくらかな
6
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山桃
身の内に一弦琴のあるやもしれぬ影音に弾かれぬる発熱の頃
9
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山桃
天を戀ひ樹冠を拔けし山櫻見る人もなき虚空で咲けり
16
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まるたまる
「あら、すっぴん、勇気あるね」とスーパーで声かけられる日曜の午後
17
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日央
寂しさに閉ざす目蓋に手を置きて朝になるまで息を抑えつ
5
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日央
いくつもの点やコンマに挟まれた私の人生 ピリオドはまだ、
5
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きりあ
キャラメルをひと粒どうぞとくれる子の頬は朱く夕焼けが射し
5
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リンダ
タロットの示す未来は摩訶不思議こころの中とシンクロしてる
4
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リンダ
これからも独りで生きると嗤うよう四柱推命に駄目押しされた
6
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平 美盛
恋なんて 所詮一夜の 夢だよと 想って見たが 君が恋しい
2
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螢子
十六夜の月も昇らぬ空なればただ白雲の流れてゆけり
11
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リンダ
百円で一年決める風習は馬鹿馬鹿しいが吉は嬉しい
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