四季野 遊のお気に入りの歌一覧
falcon
色濡るる山あぢさゐの瑠璃ふかく思ひ染めてし村雨の空
18
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粕春大君
南吹き香るがごとし梅の実の色まさりたる五月雨の空
24
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まるたまる
もう少しできれいな思い出になるあなたのことが大好きだった
14
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まるたまる
安息のベッドはきっとまぼろしだ誰かの泣き声割れるガラス窓
8
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光源氏
薄紅の花のみだるる夕かづら限りも知らぬ月の明かりに
16
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光源氏
悲しびを背負ひて歩む野邊の道薄むらさきの月の水隱れ
16
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falcon
アカシアの木の下むかし別れたる友なつかしき白き花房
20
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若楓
膝を折る企業戦士を労わるや風は森から吹いて届けり
19
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Kantの娘
紫陽花の色変わること許せずに変われぬ我の色を落しぬ
13
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Kantの娘
マナーじゃない日本語で言え礼儀作法世界に冠たる日本文化を
11
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まるたまる
そのタイツ女装とわかるセンスだねガーターベルトは女は隠す
8
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日央
霤が叩く石音耳遠く いざ誘われむ 深き眠りに
6
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浅草大将
世に君が身もたち花の香を聞けば名をあげまきの志偲はゆ
15
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粕春大君
皐月晴れ天地離るれば雛龍の父母を慕ひて蒼穹に立つ
14
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聴雨
はつ夏の雨はけぶりてまぼろしの君の面影みゆるここちす
13
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加祢
わが運命と思ふも袖はひちにけりなれば春雨と問はばこたへん
14
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千紘
初夏の風 緑の馨り芳しくきらきら光りて吾を抱かむ
17
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三沢左右
雪を花と見まがふ春はあるらめど散るポン菓子を花とかは見る
14
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加祢
主なき庭はかの花咲き終へて新しき葉の生ふるころなり
18
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浅草大将
かげろふのはかなき夢もつき草の涙はつゆと砕けつるかも
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