四季野 遊のお気に入りの歌一覧
おおみはじめ
公式がそのまま短歌になりそうな数学という芸術がある
17
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狭霧
いく春秋夢を沈めし花街にわが身を照らす運の月かな
5
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垂々
背を向けて眠るあなたに背を向ける 妻でも女でもない時間
32
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詠み人知らず
姫御前のすみたる色かやあさみどり初空月の雪は消えつつ
15
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垂々
まだ9時でまだまだ帰りたくなくてやさしい言葉をかえすしりとり
26
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falcon
あひみつる君うるはしの紅朽葉あかず別るる村雨の空
16
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半格斎
わがままな風流るれば色半ば里の大葉は枯れ葉となりぬ
13
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粕春大君
つばくらめかへる野中の夕暮れに尾花ゆすらふ秋のすずかぜ
21
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水中あやめ
蝶々はさなぎ桜はつぼみなり囚はれの身は春に憧る
9
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水中あやめ
蜻蛉の日記を開きて世の中は昔も今も物思ひかな
13
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水中あやめ
ひねもすに下ろせる御簾のひまひまに漏るる夏空詠む暇もがな
9
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佐々一竹
路地裏を神輿が通るおさなき日に追いかけたのと同じ神輿が
16
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佐々一竹
途中下車印がくまなく押されたる周遊切符わがパートナー
9
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半格斎
痛める身に寄り添ひ生くる日々ならば吾はしづかにたそがれていく
19
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半格斎
秋の陽はいつともなしに柔らかく樺の木のもと陰もいとほし
24
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粕春大君
仰向きてただ無言なる落ち蝉の招く空より村雨の降る
67
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伊藤透雪
龍胆の君はいづこに おはすやら 野菊一輪 逢坂に咲く
4
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浅草大将
育てざる花のいのちを思ひ知れ庭に数多の棄て鉢を見て
14
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浅草大将
君はなく酒も情もつきの夜は注ぐひかりに一人か酔はむ
17
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たんぽぽすずめ。
愚痴がまた叱責となり疲労するあなたの雨で温みたきかな
17
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