えんとつcaféのお気に入りの歌一覧
シン
右上のバツをクリックすればいい あれは世界を閉じるボタンだ
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シン
斜めがけバッグがきみの小走りに合わせて跳ねる終電間際
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翠燕
無理押して 人と足並み 揃はずも 人の数だけ 進む道あり
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ななかまど
返信に「あざす」の文字が届きおりこれは新語かスマホでググる
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西村 由佳里
自由帳で育んできたクマくんが自分の心で歩き始める
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うすべに
山風のひと息ごとに誘われて 散る花しぐれ谷の瀬とじる
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横井 信
ありがとうメールで告げるひと言でそっとほぐれる小さなしこり
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祈り花
我が胸のしこりみつけしその日より身體の面に棘滿ちてをり
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うすべに
あけぼのの千本桜静けさに 花の吐息か山霧のわく
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ななかまど
詠わずにいられなこと多い日は味噌汁の湯気うまそうに立つ
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ましまし
帰り路君がつけてた手袋を 奪いあっては戯けるパンダ
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千葉 甫
葉桜となった通りを抜けてくる弾力を持つ風の感触
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祈り花
むらさきの花の妖精カタクリの風にいふらり咲ゐて儚し
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ななかまど
たかだかと空の青さを告知する春の雲雀が点になりゆく
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山崎ふゆ彦
あの春は風透きとおる御殿場の早苗立つ田をうつろに眺め
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青緒
振り向いて君が笑顔になるまでの七秒僕は呼吸を忘れた
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住川幸
いづこから転がり来る空き缶を皆で見てる夜の鈍行
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住川幸
綾をなす緑ひとつの名も知らず野辺を山辺をただ夏と呼ぶ
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滝川昌之
竹林の静寂は待つ鳥影に鶯色の葉擦れの音に
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住川幸
風上へ綿毛吹く子が川にいて全てが満たされている季節だ
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