千映2のお気に入りの歌一覧
へし切
外つ国へ内つ国にもならぬ旅 ならばつもりにBSの旅
22
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へし切
みどり葉の数を言問ふ岩つつじ言はぬが花よと咲ききそふかな
17
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横井 信
窓際に若葉の揺れる木漏れ日も夏の暑さのまぶしいひかり
19
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滝川昌之
週末の宿題と課す勝手口スギナの森を妻払いたし
19
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灰色猫
いつからか岩に座って潮風に打ち鳴らされる三味線でした
11
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灰色猫
磨かれて石が綺麗になるように波打ち際を歩きませんか
15
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滝川昌之
競馬場跡地に散れば櫻花 蹄鉄型の花弁を降らし
19
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うすべに
いいよねと花橘にあいさつを マスクずらせて香り吸い込む
9
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横井 信
ペン立てにそっと並べた鉛筆の背伸びしているテーブルの影
15
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滝川昌之
「初めてのお使い」くらいの危うさを見抜かれぬようスタバオーダー
20
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あぶく
ぽつぽつと無口な父の問いかけの言葉をつなぐ遠き雨音
15
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ななかまど
米あまる時代の農の悲しさよ牛の餌にと籾を蒔く春
12
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へし切
藤波の思ひまつわる面影にわびて来鳴かむ山ほととぎす
13
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ななかまど
棚にある本の整理を終えしあとこころ惹かれる活字の重さ
12
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横井 信
ふと選ぶ使い古したペン先の掠れた文字でつづる日常
14
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滝川昌之
スマホなど無くて育った俺たちも友焼き付けたメモリーはある
20
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ななかまど
先に咲く染井吉野は端役でわれが主役と八重の桜は
14
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武蔵野
希望の木 見えて差し込む 瞬間に もうアタックを かける負けない
6
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へし切
ちはやふる神は和せし面差しの見れば童にかも似るがごと
13
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滝川昌之
もう直ぐと花の進みを藤棚で注視の蜂が羽音にて告ぐ
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