詩月恵のお気に入りの歌一覧
浅草大将
風ふけば花に露ちる朝がほはむべ秋ぐさのはじめなりけり
20
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只野ハル
触れもせず離れもせずに並び行く見守りつつもそれぞれの路
7
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七色コイン
滅茶苦茶な親父だったが親方としては密かに尊敬してた
21
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さる
蝉時雨ゆく夏惜しむ立秋の残暑きびしきけふのいちにち
7
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螢子
滲んでる涙がしみるこれからは貴方を映すことなき瞳
11
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晴流奏
雨傘を滴る水の冷たさよまた会いたいは贅沢ですか
8
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浅草大将
故郷へかへるの夢は夏の陽のかんかんとりいろうどの逃げ水
8
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緋色
川べりの静けさの中、蛍らと煙草で交わす光のこだま
18
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半格斎
火照る身を褥に横とう夜もすがら月のかけらを抱きねむらむ
25
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恣翁
恒風は 万里を渡り 黄昏れて 細糸杉を 戦がすばかり
13
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晴流奏
カエルのまま会いに来ましたキスをして元の姿に戻して欲しい
13
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詠み人知らず
サンダルを脱いで内灘海岸に佇む我を風が撫でてく
4
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つやはき
簡潔に君が足りぬと思う夜 明滅している私のランプ
10
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田中ましろ
水切りを終えた豆腐は欠けていて愛じゃ補えないやわらかさ
13
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只野ハル
八日目の月曜の朝雨に濡れ鳴き尽くしもう泣くこともなく
7
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七色コイン
涙など流さぬ僕も 寂しさは 日毎に募る 「ごめん、ただいま」
75
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都季
さよならじゃなくてまたねと手を振った三文字以上の願いを込めて
22
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浅草大将
逢へぬままひとり夜なべをしづはたにふるや涙の白糸の雨
20
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ケンイチ
どこまでもゆく覚悟をす雨の夜に窓を流るる銀河鉄道
14
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まるたまる
みずうみのような瞳はまばたきをすれば溢れてまたみずうみになる
8
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