詩月恵のお気に入りの歌一覧
田中ましろ
百舌鳥は啼く 街じゅうに好きをばらいて最期は好きに埋もれてしまう
6
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田中ましろ
沈黙のわけも聞かずに駆けていくあの子に歌を教えたの、誰?
6
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山本克夫
あたらしくあなたが泣いた満月はたまに記憶をあたらしくする
5
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ケンイチ
遠白の記憶の果てに薄れゆく我が恋しきは空のみづいろ
18
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薫智
夢であう君は名前を呼んでいて確かに聴いた気がしてたんだ
5
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詠み人知らず
ピリオドは打たないでおく熟成が進んだ頃に味わうために
9
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Kantの娘
何を知る何を教える半月の雲に流れる月に怯えて
6
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詠み人知らず
貴方との縁は秋の高空に浮かぶはぐれた雲に預けた
8
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詠み人知らず
嬰児よ秋の盛りよ祝福の金木犀の絨毯を踏む
19
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でくのぼう
時めぐり君と出逢ひし夏の日に忘れずにゐる熱き血潮は
10
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村木美月
忘れよう忘れられない本当の恋の寿命は忘却するまで
12
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ケンイチ
面影のゑみにこころを添ひ残しアリベデルチと秋空に告ぐ
5
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キノシタサトル
夜になることに慣れない夕焼けの長くて長くて長いためらい
2
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小夜子
たくさんの「おめでとう」もらう たくさんの「私が生きている意味」を知る
9
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薫智
どれくらい空を見上げてたのだろう二人で同じ空をいつから
5
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三沢左右
文庫本 頁のふちを焦がしつつ神保町の隅に古りをり
22
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ケンイチ
愚かなる夜と云ふなよ一夜ごとちひさき星の影をも集む
15
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リンダ
またひとつごまかす本音に羽つけて笑って笑って空に飛ばそう
10
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ケンイチ
故わかず黙すこころのさびしさをけふはうたはむ破片を統べて
10
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浅草大将
野を分けて花をたづぬる雨かぜを心あらしと人や言ふべき
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