詠み人知らずのお気に入りの歌一覧
滝川昌之
花誘い旅立ちの季に降る雨はみぞれの混じるうすべにの雨
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ながさき
ずくぼんじょ 空に向かって 伸びてゆく ずっきんかぶって でてこらさいな
14
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滝川昌之
止めれずに緩めた足で見上げれば桜花とて心細げに
16
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ななかまど
第二のと区切られるほど人生は起伏に富んだものでもあらず
11
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横井 信
雨の降る前に散ったか花びらのふわりと落ちるピンクの小道
13
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灰色猫
子供らが蛇口をひねれば爽やかなカルピスソーダが噴き出す公園
10
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ななかまど
なま起きで耳傾ける深夜便まだ明けぬ朝今日の一言
9
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うすべに
春の雨 涙をためたさくら花 見る人もなくうぐいすの声
11
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横井 信
柔らかな雨に濡れてくタンポポの綿毛も今日はゆっくり眠る
10
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うすべに
祇園町 静けさしみる花ぐもり 四条の彼方に夕星にじむ
10
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横井 信
春風に散らさないでと揺れる枝 やさしく花と遊ぶヒヨドリ
10
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KEN
垂れ咲く 馬醉木の白に 影さして ほの紅きかな 春のあけぼの
10
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灰色猫
何もかも終わりにしたい恋だけど影を踏まれてもう戻れない
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滝川昌之
本来の友との別れ巣立ちなど春の情緒に換えたい空気
14
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恣翁
薄暮れの庭に 雀の多く来て 遊ぶ春の日 長くなりけり
16
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横井 信
歓声の遠のいて行く青空をそっとのぞいた土筆の頭
14
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夢士
白鷺の餌を食む川に春の風散歩の路に花咲き出づる
12
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KEN
狼に なれずクソガキ 歳を取り 独り飯喰う 吉野家の隅
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滝川昌之
伸び縮みもつれはしても断たれずに恋から老いへ繋いだ朱糸
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KEN
春の野は 消え行く星を 惜しむかな 朝日に蒼の 花目覺めさせ
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