里香のお気に入りの歌一覧
杜鵑草
盛りとて呻吟ひそ鳴きそ戀ふる猫 涙にくるる我な笑ひそ
11
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グラッセ
ひらひらと 早く会いたい 梅模樣吹き込む風は 春の訪れ
5
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灰色猫
迷ひ込み手に止まりたる白き蛾のシルクのやうな毛並み美し
12
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千葉 甫
眼のように光る灯影の映えていて私を見つめる机上の眼鏡
8
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杏実
さみしいと思う気持ちに寄り添えし春の木漏れ日ふたりを包む
10
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Hatabou
猫のごとく日がな炬燵で丸くなるそんな犬でも逝くと淋しい
8
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灰色猫
やや痛み全体的に傷があるわたくしですがまだ尽くせます
8
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灰色猫
行儀よく全体的にジャイアンのような子供に会釈をされる
13
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なりあきら
きのう雨 今朝は雲なき 明日香川 淡い水面に 朝日が映える
6
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久迷仙人
青杉の 耳だけ見せて 亡きムクが 隱れんぼする 多摩の横山
4
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灰色猫
無理矢理にひとのかたちにされてゆく痛みに耐えて靴を履く朝
17
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杜鵑草
汝よいざ旅に出るべし射干玉の夢の骸を弔ふ旅へ
7
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灰色猫
上履きに翼が生えていたことを喜びとして卒業の春
14
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中野洋三
秋雨は夢の湖面に降り続き 孤独な旅を豊穣にした
5
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杏実
旅立ちはここと未来の風景を心の絵の具で染めていく時
8
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更紗
人もまたかくあるべしと言うごとく美しく咲き美しく散る
14
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更紗
うたわずにいられぬ花よ 菜の花の方が好きだと言っていたのに
7
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原磯絵馬
向けるのは表か裏か横顔か付いてくるのに離れる月よ
2
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へし切
お気に入りのシューズも軽く ウォーキング 浮かれたつかな路ゆく景色
15
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横井 信
春の野に今日は激しく雨の降る寝ぼけた花のつぼみをたたく
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