里香のお気に入りの歌一覧
トウジさん
季節ごと会う花がこそめでたけれ咲き初むころの胸の高鳴り
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杜鵑草
うつつには逢ふすべもなく思ひ寢の閨にのみ降る夜半の五月雨
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ななかまど
夏の夜の記憶のあまく立ち返り恋歌に灯す線香花火
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杜鵑草
ほととぎす囀りがたくなりぬるを夜な夜な咽ぶ五月雨のころ
13
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なりあきら
この道は いつか来た道 知らぬ道 何処だか知らぬ 夢の道かな
5
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小春空
うたにするそんな思いをいだきても言葉にできずにまぶたが重く
2
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痴光山
短歌にする喜怒哀楽の多けれど文字にはなさぬ胸奥のこと
5
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fate
やまももの 赤い実がふるふる落ちる 木琴を下に置くから歌ってよ
4
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夕夏
あのひとにぐうぜんであうことなどはもうないだろうときのへだたり
2
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南美帆
もう二度と聯絡できぬ人だけどアドレスからは消されずにゐる
4
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び わ
沖縄で赤花とよぶ美しきハイビスカスの鮮やかな色
8
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三條
暑いのは嫌い、あなたのTシャツがすぐ乾くから夏を許した
3
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奥月汀
さしかけた傘に隠したくちづけを見ないふりして湿る紫陽花
10
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夕夏
なつかしいあのひとにひとごみのなかであったなんてありえないから
5
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小林道憲
いつまでの 命あるやも知らねども 花の種撒く 春の日の中
5
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水紫
人疑い 後ろ矢交わす 修羅道と 世を思ふ故に もの思ふ身は
3
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飛和
でも春は隣にあって見上げれば優しく咲いているハナミズキ
8
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三條
雷鳴を待って嵐に船を出すわたしたちみな罪びとだから
5
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鞘森天十里
指に染むインクの痕は薄れても日記に秘めた想いは褪せず
12
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更紗
あの頃の苦い思い出歌にして珈琲のごと楽しんでいる
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