神戸風見鶏のお気に入りの歌一覧
詠み人知らず
同胞が集いし秋の茶話会に少し無理して床上げをする
13
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ななかまど
吾の手の皺かさなるを辛苦とは言わさぬように銀杏の古樹
9
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夢士
被災地の心も知らで降る雨よせめて静かに大地へ帰れ
12
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横井 信
水面へと魚を追って舞い上がり川を越えてくアオサギの秋
10
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ながさき
天にまで 届く言の葉 これほどの 愛に溢れて なみだひまなし
10
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灰色猫
神様になられる方の言の葉が光の息吹でありますように
16
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へし切
今もなほ 見えない糸で結ばれて こころ通えば ただ それでいい
15
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夢士
負けてなを称賛の声鳴り止まぬ平尾に届けと拳突き上ぐ
12
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幸子
めいっぱい開いて届くオクターブ気持ちはさらに高く昇り行け
14
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滝川昌之
秋に散る桜見事なフィフティーン世界八強成し遂げて散る
18
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詠み人知らず
潮騷の砂丘の棚田に稻架高く能登の海鳴り遠ざかりける
16
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詠み人知らず
謎めいた脳裏張り付く灯台の記憶たどればふるさと煎餅
12
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ななかまど
はやばやと釣瓶落としの柳かげ一日つむぎて吾が影と行く
14
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内田勝也
川岸に飛び交う蜻蛉希望よりなお薄き羽根震わせて飛ぶ
11
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コタロー
夜明け前小學校の校舎には雀が集ひ囀つてゐる
5
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KEN
おきざりの 恋ふと思ひ 振り向かば 霧雨の奧 朴の散る影
10
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灰色猫
祖先から絶ゆることなく紡がれた精霊たちの歌を歌おう
16
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へし切
なつかしき君が香ぞする藤袴 夢の枕に匂ひこそすれ
18
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横井 信
ベットからまだ薄暗い早朝の空に飛び立つ鳥を見送る
14
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滝川昌之
トロよりも赤身を好む齢には暦に迫る霜降りつらし
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