行宮偏(仮之名)のお気に入りの歌一覧
聴雨
ふと秋の足音を聞く心地して柿の葉を打つ小夜の雨音に
19
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聴雨
雷鳴とともに訪ひ来し通り雨さびしき猫の声もまぎれて
13
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聴雨
久方の雨を聞きつつみづぐきの音かさねゐる冬の至る日
16
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河のほとり
咲く花の光も失せて朧なる月ばかりこそ春をとどむれ
20
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河のほとり
いかにせむ夏の他なる夕べにも焦がれてのこる思ひばかりは
15
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河のほとり
村雨に袖の露けさまさりつつ一人ながむる暁の窓
15
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河のほとり
奥山の幾重の霧の彼方にや声も仄かに鳥の迷へる
14
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河のほとり
風かよふ草のたもとに散る萩の影もひとつに染める夕露
16
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河のほとり
夕暮れは嵐も止みて山際の遠きけしきのただならぬかな
13
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河のほとり
かきくらし山路は雪にうづもれて椿の色のなにのこるらむ
11
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河のほとり
おもかげの花のさかりにあくがれてあらし冴えたる峰々の雲
15
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河のほとり
ほのかなる日ののどけさに春ぞ知るふるさと寒き風の絶え間に
15
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河のほとり
たづぬるはその垣根とも定めなくまたなつかしき花の咲く頃
16
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普徳亭大崇
敷島や 日の本の國の もと問はば彦火火出見の 皇となる
8
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リクシアナ
噴水の影も虚ろな秋の暮れ水の帳に結ぶ面影
20
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リクシアナ
涼秋の青空のもと金色の稲田のうねりに舞う群れ雀
23
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リクシアナ
樹皮冴える白樺木立葉も落ちて雨を数える晩秋の候
26
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リクシアナ
纜が解けて小舟は離れ行く朝霧深き湖の秋
22
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リクシアナ
沿線の葦冬枯れて風走る遅き雪待つ芦別の駅
24
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リクシアナ
冬風に古疵いたし岩見沢雪ふかき街わが罪の街
22
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