三夏のお気に入りの歌一覧
星子
ふわふわと漂う空気 読め読めと言われるままに 詠んでみる我
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山本克夫
これはきらきらのラインマーカー薄れかけた愛情のうえにひく
2
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山本克夫
放課後のプール掃除のホースからほとばしる新しい夏の意志
5
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羽
真夜中に沈む音符が地をはねて希望のような音をたててる
8
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四季野 遊
悲しみも旅の話題ぞ水色の銀河鉄道の切符渡しぬ
3
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都季
春の陽に文庫をそっと開いたら檸檬と憂いが静かに転がる
11
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からえ
たちまちに断ち切ることはむりでしょう立ち尽くしてた足も痛いし
4
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螢子
「曲がり角一つ間違えて迷い道」歌のごとくに迷いたる我
5
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竹本未來
猫抱いてなんでもないような顔で君のいない毎日を過ごす
8
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竹本未來
満月が私の中を掻き回す何もかもみな血となり流れ
11
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詠み人知らず
はなびらは散れども萌ゆるはざくらが生きよ生きよとささやいている
3
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詠み人知らず
結局はしあわせなんてモノじゃなく感触なのよ だからさわって
3
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鷹雪
存在が許されぬはずの きみのいないせかい は意外と普通にあった
6
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鷹雪
存在理由はあなたがくれた「きみじゃなきゃだめだよ」というひとことでした
18
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ほたる
口角がピクリと少し上がるだけ 君の微笑み わたしの麻薬
1
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ひの
アイロンがまっすぐ熱を入れる様に私のしわくちゃ正す君 すき
11
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弓比古
風さそう 春の光に ふじやまの 粉雪舞うを 麓よりみる
4
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御崎 耕
初恋をなくしたあの日においてきた 澄んだ視線よいま僕を刺せ
29
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瀬波麻人
通勤のバスに溜め息ユニゾンす 運転手さん海に行こうよ
27
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卯月
今日もまたひとりの家に近づけず本屋をいくつ彷徨うつもり
67
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