もみじ☆彡のお気に入りの歌一覧
KEN
波の間に 迷ふ小舟の 燈りかな ざわめく槻を 渡る朱の星
12
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ななかまど
そで先の風軽くなる衣更え穂先こがねに麦し上げおり
7
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KEN
深緑 搾る風吹く 山陰に ひとつふたつと 夕菅の花
17
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へし切
夕暮れになほ色まさるあじさゐの四葩の露にうつす月影
16
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KEN
水無月に 殘る根雪に ほのぼのと 白きほむらは まだ燃ゆるらむ
13
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横井 信
水無月のにわか雨にもゆったりと足をくすぐる柔らかな草
13
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KEN
ひとまろの 歌の意味など 思ひつつ フォンのアク取る 午前二時半
11
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ななかまど
五月尽若葉が青葉に変わりたり羽化終えし子が背広着こなす
7
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へし切
むらさきに咲きたる花の散り落ちて涼しくかほる桐の下風
15
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まぽりん
双葉より日蔭に咲けるあふひ草ひかりになびく花ならなくに
24
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まぽりん
藤波の影を宿せる池の面は緋鯉の背にも花ぞ散りける
33
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滝川昌之
空腹で総菜売り場はご法度と妻の教えに背く爆買い
18
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へし切
あと少し 四葩の花の咲く日まで 五月は暮れて 空 青々と
19
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恣翁
青紅葉 流れも敢へぬ笧に 夏の日 漸う暮れ果つるかも
18
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KEN
月出でて ほのうつすかな みほとけの か細き肩の 葉櫻の影
15
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蔓葵
夏のあした卯の花かげに宿もがなすこし雪ある心地こそせめ
18
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横井 信
焼けるよな日差しの朝になけなしのゆとりが少し削られていく
16
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灰色猫
長らくに耕す者もなくなりし休耕田を慰むる雨
22
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へし切
うしなへる妹が姿を思ふとも逢うべき由のなきが悲しき
19
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滝川昌之
黒南風が集める雲はまだ薄く気長に待つと籠るマイマイ
16
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