バロンマンのお気に入りの歌一覧
吉野 鮎
ゆらゆらと街けぶらせて秋時雨夏の名殘りをひとつ失くせり
20
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ひよこ豆
つやつやと光る雫を纏う樹を窓より見上ぐ今日のはじまり
17
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ひよこ豆
独居にも慣れてきたのか動かずにすべてが揃う居間の定位置
25
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深谷真雪
毎夜みる夢 闇に浮く唇がささやく 走れまだ走れると
9
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深谷真雪
まず飛んでみなさいという母親となかなか飛ばせてくれない父と
11
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深谷真雪
うたの道がいちばんすきな道とおもふ選ばれたささやかな幸せ
12
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恣翁
正月の凧のごとくに 両袖を拡げて 竿に泳ぐTシャツ
19
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金魚藻
青空に気球ばかりが飛んでいるビルのすきまでとまどう僕ら
5
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もみじ☆彡
生き急ぎ響く鳴き声秋蝉の思い遂げよと祈る夕暮れ
15
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もみじ☆彡
湧き上がるたびに沈めた水底に思いを今日は解き放とうか
13
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しずく☆・.…。
新緑に 清冽なるや 五十鈴川 清めて伊勢の お宮に参る
25
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灰色猫
純金の斧ではなくて純銀の斧でもなくて森をください
25
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横井 信
カーテンの外に流れる虫の音に静かに過ぎる休日の夜
15
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横井 信
雨に濡れ滑る歩道をゆっくりと歩けば気づく露草の花
15
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横井 信
少しづつ行ったり来たり繰り返し前はどちらか踏みしめた道
15
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詠み人知らず
ノイズなく貴方の声が滑らかに空気を伝う別れの朝に
7
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夢士
咲き誇る露草のあお空のあお夏の思い出海はコバルト
14
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夢士
黒き肌白き腕毛の光をり我が手に残る夏の思い出
13
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へし切
月草のうつし心を恨みても露と消ぬべき恋もするかな
26
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へし切
秋をしる野辺の千草に露をおく長雨に虫の集く夕暮れ
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