バロンマンのお気に入りの歌一覧
滝川昌之
花々はそれぞれに咲く年の瀬に着飾る女性は街の彩り
20
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うすべに
葉が散って広がった空 公園に ベンチの老人おだやかな午後
16
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詠み人知らず
可もなくて不可もない日々暮れて夕米研ぐ水の冬の冷たさ
17
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夢士
平日の少年野球のグラウンド鳩の群れ居て啄む草の実
11
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横井 信
仕事終え遠き国へと帰りゆく仲間に告げる異国の言葉
12
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松子
手はグーで足はパーにしててんでんにすやすやねむれやすやす伸びろ
3
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露草
ぼやけたる手に持つ茶碗の飯粒にこれがそうかと老眼を知る
15
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もみじ☆彡
思ひ絶え 臥所の灯 落としせば 訪なひ来しは 月明かりなり
16
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灰色猫
コンビニのおでんのたまご買い占めるおでん女子への逆襲として
19
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灰色猫
ブロッコリーお前はなんか森っぽいお前を食べたら地球が危ない
22
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詠み人知らず
つれづれに縺れた糸をほぐす癖解けぬと知るも色褪せるまで
9
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幸子
触れもせでいかに混ざりき君といふ色の絵の具は我の心に
18
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幸子
新年を孕みて時はそろそろと息継ぎ始む光あれかしと
18
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幸子
陽を含むうなじ儚く傾けて芒の風に揺られけるかな
20
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リクシアナ
沿線の葦冬枯れて風走る遅き雪待つ芦別の駅
24
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リクシアナ
独りよりなお寂しきは恋の夜そい寝の夢に降る冬の雨
24
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恣翁
箒川 冬に痩せたる その水に 寒月の霜冴え煌めけり
17
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深谷真雪
逃げはしない目をつむることも泣くこともひたすら歩く この眼見開き
6
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滝川昌之
鼻を衝く異臭は地下の一角に段ボール纏う冬は厳しき
18
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滝川昌之
旧型の車輌のシートは温すぎてウトウト故郷へ夢を見るんだ
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