詠み人知らずのお気に入りの歌一覧
横井 信
盆前のだらけて過ぎた一日に氷を一つ口に頬張る
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藤久崇
国民の うえも知らずて 思いなく 我が世は絶えぬ 盛りと思いて
17
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詠み人知らず
また明日 また今度ねと約束が 伸びていくのが大人の証拠
11
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rima
「この苦しみにもし意味があるならば」その意味のない仮定はやめろ
7
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ひよこ豆
見上げれば飛行機雲が空を割けふわり広がりやがて溶け行く
19
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つちだゆういち
若くなひ君の柔肌例えればモネが描いた裸婦の如しか
12
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聴雨
ふと秋の足音を聞く心地して柿の葉を打つ小夜の雨音に
19
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夏野この葉
好きだった!ようやく叫ぶ告白は過去形でした自由への声
8
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ひよこ豆
せわしなく声を掛け合うつばめ5羽 飛ぶ練習か 暑い納屋中
23
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ひよこ豆
炎天下 元気無くした葉の傍で生き生き輝く小さなトマト
21
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石川順一
下関条約日清戦争は終結したり石器時代へ
13
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石川順一
母の足我が足に当たる夕暮れはニュースの流れ蜃気楼かな
18
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石川順一
ムクドリが二羽も来て居る目的が昆虫なのか果実であるか
14
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バロンマン
過疎の村 夏草茂る廃屋も人声楽し過去を抱けり
11
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リサ
好きなものひとつ増えるといつもそう生まれ変われる気がしてしまう
14
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仁奈
一瞬を永遠にする、そのために撮って紡いで物が産まれる
5
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林林
柔らかく硬くて生では食べられず傷つきやすくて頑強で、梅
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石川順一
むくどりが電線で鳴く三羽かな二羽は飛び去り一羽でも鳴く
13
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月虹
夕焼けとふ焼き具合の焼き魚好物らしい野良猫姫の
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ななかまど
屋根たたく梅雨の予感にうつうつと毛づくろいする猫を見ており
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