詠み人知らずのお気に入りの歌一覧
滝川昌之
飼い主はキミの嫉妬をもてあそぶ他犬を撫でる愛しきその手
21
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滝川昌之
「新米」で父の生家の香が届き手向けるリンの響き温める
20
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もみじ☆彡
剣よりも 強いと謳はるペンなれど 国家の剣 其を切り刻む
11
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もみじ☆彡
文月に巣をあとにした若つばめ 翼磨いて旅立ちの時
12
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コタロー
小さなる町の神社の林から鵯の鳴き聲靜寂を破る
5
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コタロー
有明の水草生える古池に隱るる如く鴨が居るなり
6
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コタロー
曉の空の高みに群れなして鳥は羽ばたき遠くを目指す
4
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千映
資源ごみ雑用紙の中 心配ごと折り畳んで出す一番に出す
11
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ひよこ豆
空見上げ月に電気が点いたよと家路を急かす幼き吾子の手
24
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コタロー
斷捨離の途中でふつと手が止まる物に思ひ出過去へとワープ
7
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灰色猫
夏の日の焼けたレールを歩みゆく向かい風切る少年の旅
29
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石川順一
扉から車体に移る速さかな蜘蛛の瞬時の跳躍凄し
11
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しずく☆・.…。
今ならば 恐らくわかる でもあの日 許せず去った 日は戻らない
16
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しずく☆・.…。
もし歌に 昇華させずに 逝き場無き 想いを抱えて 生きていたなら
20
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KEN
ただ寂し 風ごとふふむ 山茶花の つぼみを影に 暮れいそぐ秋
16
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横井 信
風涼し つる草枯れたフェンスから見通し広く溢れる陽射し
12
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へし切
この秋の野分に惑ひし桜木は紅葉をよそに枯れ葉となりぬ
28
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夢士
白鷺の飛び来る畔や秋の風じっと佇み苅田眺めむ
14
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夢士
澄み渡る空に照る月十三夜 愛でる二人の影や一つに
20
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夢士
万物が深い眠りの深夜二時空を仰ぎて人影動く
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