詠み人知らずのお気に入りの歌一覧
ひよこ豆
障子越し伸びた草影風に揺れ気付いてないと言えなくなって
22
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もみじ☆彡
今何度?知れば暑さが弥増すと知りつつちらり見る温度計
10
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深谷真雪
あらいたの?母親さへも気付かせぬ存在感の無さだけが特技
7
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横井 信
宇宙から優しく色が抜けてゆき白く霞んで遠き山の端
15
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へし切
夕暮れて なほ 降りやまぬ蝉しぐれ こころに聞きし せせらぎの音
25
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西村 由佳里
ひさびさに色鉛筆を手に取れば母の日に見たはにかみの君
7
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幸子
蓮の葉の朝露あつめころろんと落として遊ぶ夏の来にけり
14
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千映
上からの目線で話す我が夫病気にオロオロ弱虫小虫
14
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みなま
水遣りの珠ととまれる水滴に蟻のひとつのくちつける朝
12
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滝川昌之
あきらめて拭いもしない額からごみ収集者の汗に敬礼
25
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ななかまど
この夏の暑さため込む男爵のあつあつを食ぶほくほくを食ぶ
10
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縫
口ずさむ無言を君とはんぶんこ 多弁な心真にまどろむ
2
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深谷真雪
容赦ない日射しに思い出している何一つ敵わなかったあいつを
3
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幸子
食欲の露おとろへず夏バテを名乗る資格の無きことに気づく
13
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詠み人知らず
歯ブラシの「職人」「極み」の文字を見て 心躍らす 午後の薬局
7
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詠み人知らず
繰り返す自然破壊に天土の怒り戒め罪なき人に
10
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夢士
炎天に麦わら帽子首タオル夏日求めて草刈りに出づ
13
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詠み人知らず
駆け抜くる足跡のごと 銀に耀よひて 風 草々薙ぎぬ
14
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詠み人知らず
睦ぶとも触覚弄る言の葉に心はエビのごと後退る
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詠み人知らず
顔広く この娘にこの人お似合いと 世話する媼は恋のソムリエ
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