詠み人知らずのお気に入りの歌一覧
灰色猫
焼き芋は皮ごと食べるほうがいい甘くビターな口どけがいい
20
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幸子
紗の薄きカーテンのごとき鯉の尾のスローモーションでひるがえるかな
22
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うすべに
霜覆う 枯葉の影に花化粧 見る人もなく道端に咲く
16
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うすべに
長い夜 夢の結び目たどったら 暁の糸そなたへなびく
14
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秋日好
十九年頭脳は侵食されていく英和で探すぴたりの言葉
16
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秋日好
変換が筆者に背く雨の午後至極当然拭って不埒
10
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滝川昌之
梅が枝のやわき蕾が気になりてまた訪れるメジロと吾と
22
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滝川昌之
降り出しは雨 紛れて消えた初雪の記憶とどめて伏せる庭草
22
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滝川昌之
車窓には真白き富士が祝いおり成人の日の車内華やぎ
22
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夢士
一輪の梅の咲きたる里山の頬うつ風の未だ冷たき
20
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夢士
うれしやな我流の歌に誉め言葉拍手を糧に続く歌詠み
16
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夢士
情けなや こほん と小さく咳きて胸に手を当て涙する今
18
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滝川昌之
どんど焼き火の粉見つめて火照るのか振る舞い酒が頬染めるのか
21
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inosann
眠れないと私の部屋に来る娘と事故後の苦しみ共に味わう
22
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KEN
をみなへし こごえて枯れて ゆきごろも あの日の事は 夢と知りつつ
14
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うすべに
橋渡る 丸い背中の息白く 比叡おろしに混ざる風花
15
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可不可
地に墜ちる真際もたげる鎌のさき 星ひとつ流れて 蟷螂
14
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もみじ☆彡
常ならず 篤く寄り添う 猫二匹 熱帯び臥せる わが身ゆえかな
14
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ななかまど
木枯らしは力まかせに星を研ぐ大三角形の冬の火は燃ゆ
12
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葱りんと
よく見れば些細なことでも溜まったら重たくなるんだ 布団にもぐる
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