水月のお気に入りの歌一覧
あふひ*・○・*
空梅雨や此の夏何で遊ぼうか川に足つけ想い巡らせ
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関山里桜
鶲一羽まなかひに来て青き尾を震はせてをり命もろとも
7
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関山里桜
日は暮れてみ空と海ともろともに埋もるる靄の鳩羽紫
12
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関山里桜
東山の影ゆたかにて生ひ初めししだれ柳の芽の萌黄かな
15
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詠み人知らず
男の名の口紅を買う女たちクラッチバッグに収まる出逢い
6
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詠み人知らず
友達か恋人かなど散らかしてベッドの下のシャツの抜け殻
9
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月虹
白鳥が舞い降りたのか着氷の滑らかなこと羽生える如く
38
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月虹
眼裏に沁みる夜風のせいにして今日の涙は許してください
40
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もぢずり
いつまでも落ちては落ちるゆきひらを明け暮れ見上ぐ舞ひて遊ぶを
5
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もぢずり
萠黄色のスカーフに合ふチュニックに蠟梅見上げ春へときめく
5
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詠み人知らず
「竹輪」とあり学が無いから「たけわ」って読んで四十五回目の春
6
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深谷真雪
結婚の話題振られる日が続く恋ができないことを言えない
12
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深谷真雪
頭上とぶ鳥たちの影見上げては飛べない翼の意味を問う
9
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恣翁
繭を成し 老いぬる蚕 代替はり 居眠らむずるに叶はざりしを
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己利善慮鬼
「ごめんね」を優しいコトバと言う君は素敵な恋をしたのでしょうね
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詠み人知らず
春されば 垂る枝ゆする温き風 解けし水面を嫋やかに撫づ
15
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深谷真雪
真実も嘘も言えずに弱きひと一人またひとり深海の底
12
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聴雨
車窓より眺めし桜の中つ枝に花時かたるをとめよつたり
8
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詠み人知らず
吾が声は黄泉路へ半ばも埋もるままうつしよに出で弥生花待つ
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詠み人知らず
咲きつげる花の青さは清しさを匂わせ陽気に外歩きしつ
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