元親兄貴のお気に入りの歌一覧
詠み人知らず
「助けてよ、ここにいるよ!」と叫んでも 届かない声 幾つ数えた
8
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矢車菊
思い出はどこかに置いていくほうが色が褪せないような気がする
19
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ゐわむら
本気なの? からかってるの? どっちでもいいけど俺を本気にさせたね
7
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矢車菊
カーテンが光のほうへふくらんだ あなたが行ってしまう気がした
23
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inosann
夫婦仲よくぞここまで来たもんだ強みも弱みも受け入れあいつつ
23
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銀
ひらく眼に空の雫は吸い込まれそのままわたしに転生をする
5
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滝川昌之
遠回りしたくなるよな月の夜は路地の屋台に特等の席
30
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滝川昌之
蔦紅葉 落ちたばかりの葉を一つ 歌材ノートに綴じ込める秋
31
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千野鶴子
あといくつ私は歌に出来るだろうこの風景をこの感嘆を
26
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千野鶴子
雪の朝厚着の子供ら登校す色とりどりのふくら雀よ
12
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inosann
「謙虚」という仮面を付けて淡々と攻めての急所を狙っている
23
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秋日好
また一年一緒に居られた大焚き火肩を抱かれて昇り龍見る
17
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詠み人知らず
繋がりに深き浅きはありなめど 手繰り寄するは勇気なりけり
18
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恣翁
何処にか帰る 扁舟 棹をさす先は江南 黄葉の中
20
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藤久崇
通い路の 行き交い絶えぬ 音と共に 闇に合わする 虫ぞ鳴きつつ
28
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藤久崇
知る花も 知らざる花も たれもみな みちてさきゆく 春の道かな
29
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日置鳩子
かじかんで配達の人の取りこぼす百円玉の渡る霜月
5
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灰色猫
神秘的ブルーローズの花籠は澄んだ泉を掬ったかのよう
23
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へし切
がんばれと言わずに人に寄り添える孤独と生きるも悪くはないと
31
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滝川昌之
百舌鳥の啼く雑木林に踏み入ればザクザク沈むワラビーブーツ
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