横井 信のお気に入りの歌一覧
茂作
古園の松のみどりに高々し 月向かへんと白砂の盛る
15
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千映2
褒められて伸びるタイプと言い切って呆れるほどの単純な吾
6
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かを3
傘寿前短歌に目覚め詠む夫(つま)の声高らかに頬輝きて
7
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鞘森天十里
わたくしの愛するものが愛されるそういう世界でわたしは生きたい
10
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のぶ
ほがらかな光を灯す蒲公英に戻らぬひとの面影を見る
7
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千葉 甫
意識するたびに雨音ひそやかにあるを聞きつつ花冷えの今日
7
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のぶ
あのひとが選んだ色を捨てられず十年のちも暮らしを染める
7
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波端
花びらに埋もれ消ぬるくさぐさの聲なき詩を聽く由もがな
12
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滝川昌之
行列は通学定期の窓口へ入学式後の若鮎たちの
22
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うすべに
佐保川の流れそびれたはないかだ 掻きわけ泳ぐ鴨のやさしさ
14
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ななかまど
昇る陽にいくど祈りしことならん土偶の眼は夢みるごとし
17
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のぶ
ここまでとあきらめ続け逃げ続けゆずれぬものの少なきを知る
6
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恣翁
雨上がり 芽吹き迎へて霞みけり 雑木林の薄紫に
18
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広葉樹
春深み嬰児あやす鳴子ゆり母の背にありその声きこゆ
11
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小春空
もしを問うもしもあの世があるならば魂いかにこの世に帰る
2
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ガビー
鴨川を歩けば夏が沁みてくる あの日の友は隣にいない
7
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ハーコット
その先の言葉をのんで腹におく 苦悶の因は己にぞある
6
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へし切
老いの身と 歩幅、速度を問ひながら ひたすら歩く新緑の路
15
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秋蒔こむぎ
お隣はきっとお花見帰りだな花吹雪連れ車が停まる
9
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しきしま
木の枝の若葉を見れば桜花散らす春雨さへぞ恋しき
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