サヤのお気に入りの歌一覧
詠み人知らず
昼つ方 障子に射する影淡く 戯ふる風が 微睡み誘ふ
20
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ながさき
一切の 人は にくまば にくめ 法華経にだにも ほめられぬれば
20
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ラベンダー
歳かなと 涙の脆さ 照れる君 目立ってきたねと 白髪を撫でる
25
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ラベンダー
透明な 風になる彼 今はただ 無限を信じ 空を切り裂く
20
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ラベンダー
若き日に 香りの土産 京で得し 金木犀の 思い出ひらり
19
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半格斎
秋の陽の櫨の葉色や入り日色 たとえて愛し詠む人のあり
24
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滝川昌之
「この雨で季節は進む」と予報士が センチな言葉で秋を深める
25
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灰色猫
ややこしい名前の珈琲かっこよく注文したいスターバックス
20
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へし切
水攻めも戦をまとめ大返し 軍師官兵衛 面目躍如
16
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石川順一
トイレにも風呂にもバッハが出没しクローバーや天道虫のマット
18
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ふじこ
我が身より愛しく思う幼子の熱い体をただ抱きしめる
17
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ふじこ
悠々と腰曲がりたる老木の枝に実りし津軽の林檎
19
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吉野 鮎
無意識に不正直なる性いきるわたくし女を正直に生きる
24
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吉野 鮎
どつぷりと浸かつた十代太宰治の女人不信と流麗と媚藥
17
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灰色猫
夭折の天才歌人の優しさはみそひともじの革命でした
20
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灰色猫
萎れゆく花の命を看取りつつそれを憐れむ命も刹那で
18
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滝川昌之
マイカーは息子仕様に衣替え 親のセンスは脱ぎ捨てられる
25
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inosann
「死にたいと思いつ通う」と言いし人の記憶をたどる病院の中
21
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inosann
射抜かれて「グサリ」と音のするような吾の心境 「枯葉の歌」に
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へし切
あべ野には今は小さき池なるも希望の種はやがて花咲く
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