詠み人知らずのお気に入りの歌一覧
夢士
梅雨明けてピッチのあおや赤い靴老いを忘れて白球を蹴る
14
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石川順一
早朝に石器が出て来る遥か前チョコレート飲みカルピスを飲む
10
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滝川昌之
打ちあがる花火いくつも連なって絢爛豪華うたのわの夏
21
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詠み人知らず
古池の濁りたる濃い 深緑 朱金の鯉が 水面へと咲く
10
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己利善慮鬼
ひと夏の恋にもなれぬ漁り火は浜の祭りの灯を遠くして
8
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へし切
夏ひと夜 君と寄り添ひ見し花火 刹那に咲いて夢と消えゆく
28
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inosann
付き合いの年月の浅さか妻よりも子供たちには一歩引いてる
21
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君丸
弾け咲く この瞬きを 混ぜこぜに ちがう景色はまだみたくない
10
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灰色猫
作歌する言葉の海に溺れては歩兵のような言葉を掴む
18
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灰色猫
しぼるほど檸檬をがんがんしぼるほど我が肉体に夏駆け巡る
17
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灰色猫
空梅雨に死んだトマトのひび割れに九州豪雨の爪跡を見る
17
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灰色猫
波風を越えたところに沢山の優しい幸が転がってるね
14
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灰色猫
淡海の花火の終わり祝祭は侘びしき月と私を残し
20
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石川順一
鼻の穴付け根のニキビが気に成りて元々なのか昨日出来たか
12
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石川順一
黒き糸何処へ行ったかビール飲む時に口中入り来りき
12
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石川順一
バーモントカレーの中辛夕餉なり戸隠蕎麦は昼餉の事なり
11
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君丸
咲いた火を 思いに焼くも 消えていく まためぐる事 また始まって
10
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滝川昌之
どどどんと音だけ響くホームから急ぐ浴衣が見上げる雲井
19
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へし切
梅雨明けてつづく猛暑日かにかくに野には燃え立つひまわりの花
26
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詠み人知らず
指離れ 淋しげな微笑ひとつ咲き 雨にとけゆく きみの残り香
58
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