詠み人知らずのお気に入りの歌一覧
石川順一
小豆バー食べて英気を養いぬ曇り空さえ忘れるほどに
17
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葱りんと
鎌のよな 今宵は月が 出てるので 宵待草愛で 2人で刈ろか
10
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夢士
夏休みラジオ体操なくなりて孫に教えむテレビ体操
18
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関山里桜
宵の風ほのかに凉し 湯上がりの牛乳の甘みぬるく残して
9
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大野 冨士子
中年も初老も老も赤ちゃんも 地球を出たら 沸騰するね
41
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滝川昌之
リフォームの済んだ厨に招かれて 色や機能と義母の饒舌
24
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詠み人知らず
水の中 青い硝子のラムネ瓶 透かして映す 夏の川底
21
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へし切
幾年も蝉は我慢の土の中 此の世に出でて鳴くはひと夏
25
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大野 冨士子
夏休み旅行どころか外食も 珍しかった 昭和の子供
115
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大野 冨士子
潮は引き船渠サイドのクレーンが 腕を伸ばして 島を支える
115
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秋日好
ダイアナのドレス展示を拝み見てアジアを嫌う浅き心に
14
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秋日好
懸案がひとつひとつと片付いて草木も靡く里帰りかな
19
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秋日好
「ビューティフルこの腕貸して歩きたい」直球賛辞にふと若返る
16
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秋日好
投げキッスすよりぬるま湯浴びるよに直に浸りしもろ腕愛す
14
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灰色猫
恋しかな夏夜にほたる灯りおり甘き水辺を渡りゆきつつ
16
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灰色猫
傘を閉じひととき雨を浴びてみる何処かで流れたなみだ想いつ
19
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灰色猫
夏の夜にカジカ突きたる少年は翡翠のごと鋭さを持ち
18
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灰色猫
揮発油の匂いに烟る美術室ときにミューズの祝福のあり
15
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灰色猫
路上にて今際の際にばたばたとのたうつ蝉に抗い学ぶ
14
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inosann
夕暮れの木々より湧き出づ蝉時雨今日の名残りに一際たかく
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