詠み人知らずのお気に入りの歌一覧
inosann
誠実に対応しようと無いものを証明しようとドツボにはまる
21
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へし切
恋ひしさに君が面影うかぶ夜は胸のたかなり寝も寝られずに
26
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滝川昌之
あちこちで蝉の葬儀を営んで喪服のアリの夏は哀しい
30
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まあさ
学び舎で 聞いた昭和の 蝉時雨 思い出しつつ 読む友の文(ふみ)
24
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灰色猫
赤い糸ためらいながら引っ張れば小学校のあなたの机
25
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灰色猫
眠れぬ夜あーだこーだと悩みつつ推敲しつつ挙げては消して
20
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灰色猫
月光を喰らって歌え鎮魂を最期の叫びを死にゆく者よ
18
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林林
うたのわであなたが必死に詠んでいることが何より励みとなりて
24
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石川順一
車から降りる女に氷菓無し日に日に増し行く地震の害かな
15
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夢士
緑赤黄さっとひと茹で夏野菜ポン酢の香りシュワとビール
15
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滝川昌之
学生の分だけ空いたつり革で触れぬ背中のシャツも涼しく
26
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石川順一
微睡に小型トラック去って行く明日はクーラー設置日と言ふ
10
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へし切
いつまでも君に抱かれ眠りたいたとへこのまま恋ひ死ぬるとも
28
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まあさ
ひと夏の 恋を謳歌す 蝉たちの 情熱的な 告白続く
26
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灰色猫
華やかな真夏に揺れるワンピース清けき風は賛辞のようで
17
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灰色猫
クロックス裸足でつっかけ飛び出せば渚は恋の予感にあふれ
16
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灰色猫
指切りの小指が少し震えてた温かかった恋をしていた
19
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秋日好
牛乳の賞味期限が締切の間近なことを目に突きつける
17
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inosann
「ゴールなど決めない主義で生きなさい」人に迷惑かけない範囲で
22
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石川順一
三回の九号室にやって来る同じ苗字の人を意識す
15
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