詠み人知らずのお気に入りの歌一覧
滝川昌之
夏休みまだまだあるとこの時期は湯水のように並べる怠惰
26
もっと見る
大野 冨士子
席を取り化粧はじめる高校生 ここは地下鉄 キミは男子だ
115
もっと見る
千映
夏祭り降ったり止んだり雨恨むせめてお店で玉こん売ろう
15
もっと見る
石川順一
文章が印刷できない容量の不足が理由ニセの原因
12
もっと見る
大野 冨士子
シュワシュワと鳴き始めるは午前五時 セミの時計は 電波に優る
115
もっと見る
林林
母逝きし日のまま時が止まりたる実家のひと間にあの日の小物
27
もっと見る
石川順一
稲の穂に風が当たれば次々に色の濃淡変え直ぐ戻る
17
もっと見る
inosann
仮にもし空気を金で買うとして そんな世の中「はなから」断る
23
もっと見る
詠み人知らず
人恋しき思ひは誰も抱くもの 齢ふるるも若きも同じ
27
もっと見る
詠み人知らず
流れ出る水道の水止めるなら 元詮捻るが一番確実
13
もっと見る
詠み人知らず
他人様に協力いただくことならば 根回しくらいしたらどうなの
12
もっと見る
詠み人知らず
俺様の言うこと聞けよ 下心隠して配る魔法のタオル
13
もっと見る
詠み人知らず
素人も三度も同じ事すれば 事情に通じてくるのは道理
15
もっと見る
灰色猫
父の手の武骨な指の褐色に家族を守る偉大さ学ぶ
18
もっと見る
灰色猫
おはようもごちそうさまもおやすみも実は魔法の言葉なんだね
17
もっと見る
灰色猫
藪漕ぎの我が素足切る弟切に一輪千切る罰を与える
10
もっと見る
灰色猫
夏祭り浴衣さゆらぎあなたから初秋の風の寂しさ零れ
22
もっと見る
夢士
まどろみの遠くに聞こゆ君の声はっと目覚めて何食わぬ顔
18
もっと見る
しげ
落ち込んで考えるなといわれても二日で空けたボトルの山よ
4
もっと見る
石川順一
茂り合ふ庭の木々から精気吸ふ蜘蛛の巣の垂れ揺らめきにけり
21
もっと見る
[1]
<<
1
|
2
|
3
|
4
|
5
|
6
|
7
|
8
|
9
|
10
|
11
>>
[31]