とはとのお気に入りの歌一覧
滝川昌之
いつまでも見惚れていたい夕空を釣瓶と落とす秋はつれない
28
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吉野 鮎
長廊下たかだかの音に雨戸立つ追はるるさまに陣屋出づ夕べ
16
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石川順一
カエデの葉白靴に乗る石段は満願堂までの緊張保つ
27
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灰色猫
スナフキンが旅する跡に 次々息吹く光る若草
12
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滝川昌之
気がつけば鼻歌も出る平日の休みに一人メザシを炙り
26
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へし切
愛猫が 知らぬ顔して 前過る興味津々 知るぞ楽しき
10
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灰色猫
紐解けばあなたはずっと春のまま冬に想えば温かいです
18
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石川順一
干支並ぶ昔の机上段は馴鹿熊に招き猫居る
16
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滝川昌之
百舌鳥の啼く雑木林に踏み入ればザクザク沈むワラビーブーツ
27
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秋日好
笛の音を聞かば御簾あげ庭の花愛でよ今宵と同じ月の日
2
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石川順一
母の髪いじくる姉に協力をしている私下山始める
3
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灰色猫
人類の旅を見守るアルテミス夜空を渡る君をさすゆび
19
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へし切
うすくこく籬の菊はむらさきに秋のゆかりを色にそめける
30
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滝川昌之
神様に「お帰りなさい」と境内の陽だまり猫も安堵している
36
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吉野 鮎
滿月の眞夜冴え渡り裸木の梢の雪にひかり憩へる
10
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へし切
風の盆 幻想の中 悲しきも偲びし人に 心かよわせ
9
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滝川昌之
雨音がないのに氣づき 見る窓に シンシンといふ 雪華舞ひけり
7
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石川順一
触れもせで驚く女(ひと)を見て居ればしばらくしてから玄関響く
6
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石川順一
養老の滝開きには母と行き手筒花火が記憶に残る
8
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へし切
紅葉も 鮮やかに映え 奧入瀬は落ち葉も流れる 秋も深まり
10
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