コタローのお気に入りの歌一覧
可不可
汗ばんだ車内で皆さぐり合ふ 日曜ニンニク食った奴め
5
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可不可
雲ぬけて敵も味方も召され往く 友を見送る豚の眼ざし
4
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滝川昌之
西窓を護り続けた葉と蔓と褪せたゴーヤに添うあかね雲
22
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恣翁
時の鐘 紅き落暉を呑みてしを 今し吐きたり 白き素月を
13
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恣翁
舌先に嬲る黒文字 噛み切って 女だてらに ぷいと吹きてき
12
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恣翁
白妙のシャツの袖さへ 青まする木蔭に 紫煙吹かしたりけり
17
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恣翁
秋立つも 高き陽 部屋に入り込みて 残暑の未だ去りやらぬ夕
15
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恣翁
愛果てて萎るるまへに その色香 今し摘み採り 嘗め尽くさばや
14
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滝川昌之
前かごの LLBeanのトートには タオルとスーツ 社まではペダル
14
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滝川昌之
ラストラン知らず木馬は回り出す明日には灯かぬ電飾纏い
15
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滝川昌之
間奏のような季節の変わり目の夏の余韻に歌詞は要らない
19
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滝川昌之
マドラーを使わずグラス揺らしたら「実は、」と切り出す友の酒ぐせ
19
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滝川昌之
褐色の日本娘は打ち返す種の差別へと抗議のスマッシュ
20
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ななかまど
黒きとてカラスアゲハの名のかなし蜜飲む姿美しく輝く
12
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ななかまど
草を引く妻が身を伏せ話しかく声をひそめてささやくは何
10
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ななかまど
咲き終えて散るかとみれど秋薔薇ちさきはからいほのかに嬉し
8
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ななかまど
秋桜の野面を雲のよぎりゆく家路へいそぐ秋の夕光
10
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ななかまど
峰々をいまも飾るらむ若き日の季節を共に揺れし花ばな
12
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赤石仙人
獨り住む娘の部屋を訪なゐてしみじみ語らふ春嵐の夜
16
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みをつくし
清らなり 澄みし川邊の流星群 目くらむほどの螢の亂舞
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