万陽のお気に入りの歌一覧
野々花
ゆらゆらと水面漂う花筏戸惑う恋の行方のように
22
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みろく
コンクリのゾウ舎は今も空のまま 像のはな子になりて帰りぬ
28
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詠み人知らず
「あしたね」と返事をもらう嬉しさと不安にもなる明日はあるかと
14
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まあさ
仕事着の 夫は日に日に 輝いて 深い傷痕 くすませてゆく
32
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千映
日々変化みる庭の花可愛くて感謝と労い愛のシャワーを
15
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林林
草抜けばダンゴムシ居て草戻すその横鎌を振るカマキリが
18
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滝川昌之
ひと雨でこれほど深くなるミドリ 伸びゆく日々を謳歌する木々
32
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リクシアナ
電飾の舗道に滲む盛り場をほろ酔い歩く春雨の夜
30
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松本直哉
横抱きにまた縦抱きに抱きなほしみどりごあやすあけがた三時
12
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tasuku
生きていることの痛みを問う如く老いたる母の法華経唱える
17
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秋日好
悩みつつ画面に向かう夜が明ける言葉に何ができるのだろう
25
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まあさ
コツコツと 毎日欠かさず 詠み続け 半年続いた ことの喜び
27
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千映
八重桜ご近所の癒し背負ってるちょっと重たく下向きに咲く
17
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藍子
病得て復帰するのは無理なのにそれでも未練捨てない夫
16
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藍子
看護師と言葉にするは容易いが命の重さ受けて預かる
18
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安井シンゴ
濃い淡い 八重桜花 雨打たれ ひとえここのえ それぞれに散る
15
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まあさ
不規則な 春の雨音 聞きながら 木々の若葉は 大人びてゆく
33
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滝川昌之
来週の満員電車は逆を向く このビル街の音がなくなる
21
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詠み人知らず
吾と今すれ違いゆく彼女たち 春の日君よいてほしかった
20
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コーヤ
鶯の声も清かな谷沿いで背伸びで競う蕨を見つけ
27
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