吉野 鮎のお気に入りの歌一覧
ななかまど
今年にて失礼しますの賀状あり登山へ誘うあなた若かり
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ななかまど
酒びたし一削ぎ一削ぎ食む夜は倹しい時がわれに寄り添う
11
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ななかまど
新しき生活様式わが顔をマスクがおおう時間の広さ
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横井 信
あらたなる飛躍の年の風を受け願いを込めた御守りひとつ
16
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横井 信
正月の空に浮かんだ雲を染め沈む夕陽にはじめる仕事
13
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横井 信
ふるさとの山はゆっくり遠ざかる夕陽の中に静かに消える
11
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雨夜
久方の鏡の奧の階に 囁きそよぐ異國の音
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葛城
擦る墨の匂ひ立つなり淑氣滿つ青疊の上になりを正せば
19
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Chico
汝の歌がほどけゆく 須臾 みづみづしなづきへと我れ遡る 魚
13
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Chico
朝には みそひともじをはみだしてゐる字余りが 翼ひろげて
11
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Chico
旧悪や 嘴広鸛に喚びだされ逸れゆくカメラ写すもの なに?
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灰色猫
昼休み愛妻弁当おかずなし今日は花でも買って帰ろう
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灰色猫
夢みたい子供でいたい我がままにイルカのように無邪気でいたい
8
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灰色猫
反抗とモラトリアムと恋を乗せただ永遠に燃えるシボレー
10
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灰色猫
魂に翼を与えてしまったの世界の果てまで逃げてしまえと
10
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滝川昌之
毬の中 三つ並んだ栗の実の真ん中だけが知るシンメトリー
18
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Chico
「 ぽ わ む ん ? 」と好き音たてて烟りつつ球根や生れ きみの泣くたび
15
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灰色猫
月ばかり見つめていたら君ばかり浮かんできたよまた会いたいよ
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灰色猫
もう少し素直になれるあの月が一番きれいな夜なのだから
8
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灰色猫
お月さま壊してばかり僕たちを今も地球を愛してますか
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