詠み人知らずのお気に入りの歌一覧
桃湖
あの頃の好きはとうに溶けていた雪解け見つめてまっすぐ前を
9
もっと見る
コーヤ
花々は目覚め微笑み春を告ぐ触れゆく人に華やぎもたせ
26
もっと見る
コーヤ
移ろいは 女心を 弾ませて お洒落、旅する 夢抱かせる
24
もっと見る
沙久
普段とは違うメークとまだ袖を通していないセーター纏う
23
もっと見る
沙久
もうどこにいるかわからぬ貴方への手紙を小瓶に入れ海へ放つ
21
もっと見る
石川順一
階段は雪で覆われ足跡と松の葉が落ち鳥居の立てり
24
もっと見る
inosann
自虐には懺悔、自愛は冒涜とふっきれる部屋に朝陽の貫く
14
もっと見る
千映
柔らかき新玉ねぎに笹かまの寄せ揚げ味の深さ知る夜
26
もっと見る
野々花
春の星結んで語る神話にはどこか哀しい結末がある
29
もっと見る
藤久崇
雪溶けて 軒より零るる 玉水の 照れる光に 映ゆる清けさ
30
もっと見る
千映
春よ来い「じょじょ」の意味尋ねたら若き母いう「草履のことでしょ」
20
もっと見る
藤久崇
咲き初めの 梅に雪添え 二時の 合う如月を 友としてしが
24
もっと見る
詠み人知らず
友チョコや自分ご褒美チョコ流行義理が廃れて楽になりたる
26
もっと見る
石川順一
焼芋を食べてコーヒー飲む時の早春の光が眩しい程です
17
もっと見る
千葉 甫
梅の木の蕾弾けてこの朝白く覗いた花びらの先
10
もっと見る
想野
詰め襟の姿正しく立つ君のうつむく頬に幼子の影
18
もっと見る
滝川昌之
通勤のホームに舞った風花に 「汽車待つ君」の 情歌を想う
19
もっと見る
十薬
道の辺に薄雪積もる落ち椿朝日に融けて深紅輝く
11
もっと見る
藍子
バレンタイン今年は誰に贈ろうか思いつかずに売り場素通り
22
もっと見る
想野
そろそろと腰かばいつつ雪をかく十六回目の陽のない冬に
13
もっと見る
[1]
<<
288
|
289
|
290
|
291
|
292
|
293
|
294
|
295
|
296
|
297
|
298
>>
[411]