詠み人知らずのお気に入りの歌一覧
万陽
鉛筆を持てど言葉が生まれずに詠めずに今日も一日が終わる
21
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夢士
雪くもの去りて青空陽の光我が家の庭に子嵐の来る
26
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滝川昌之
ベランダに残る薄雪 シャリシャリと 踏めば解けだす 春の足音
22
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inosann
わが国の南の島の波高し妥協うながす手立てはありや
18
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灰色猫
碧色と心臓の音しか残らない深海潜るフリーダイバー
21
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灰色猫
吹けば飛ぶ駒に命を吹き込んで月光浴びる棋士は華やぐ
24
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灰色猫
苛立ちがあまりに激しくある夜は音楽という薬をのみこむ
21
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へし切
思ふとも手折らば散らふ秋萩の花の下紐いかで解くらむ
29
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灰色猫
少しずつ海へとかえる流氷がかつて恋した氷河期の藍
23
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灰色猫
名を捨てて名誉を捨てて引き篭もる人間社会はもう歩きたくない
20
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石川順一
凸凹を割って食べれば梅の香が春寒き日もお菓子の効果
18
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朔夜
雪は降りしばし積もりてやがて消ゆ人の噂もこの雪がごと
14
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ながさき
侮辱され 罵倒されても 法を説く 不軽菩薩の 修行を想ふ
24
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滝川昌之
学校であった出来事話す子の 身振り手振りの度にうなずく
29
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あふひ*・○・*
菜の花をブーケにそっと忍ばせる山の春とは黄色からだと
29
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みやこうまし
「人生はすべて貴方が決めている」 アドラーは言う 心理学者の
22
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inosann
「生きてても良いんですか」と妻に問う「お願いします」と返してくれる
26
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リクシアナ
何となく君に呼ばるるここちして耳をすませば月が囁く
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リクシアナ
断ち切れぬ甘きカカオの誘惑よバレンタインぞ誰がためにある
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まあさ
月イチの 検査の結果 一粒の お薬増えた 夫に淡雪
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