秋元 邦明のお気に入りの歌一覧
石川順一
不意に吹く風が葉裏を露わにし全ての濃さを薄くして行く
80
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只野ハル
観覧車 ひとまわりして 降りるとき 違う世界に 着いたらいいね
192
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月虹
一日の終わりに開く液晶に歌の波紋が淡く広がる
281
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秋日好
赤りんごもぐとその分もみじ葉が紅く変わっていく今日この頃
23
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秋日好
降り止まぬ秋の夜の雨 世が世なら君引き留むるよすがにもなり
26
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コーヤ
萌え盛る色の語りが聞こえくる野辺の輝きうたに詠みゆく
18
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コーヤ
実がはじけ 白き綿玉 ふんわりと 紡いでる祖母 姿浮かびて
24
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コーヤ
青空にはじけてふんわり綿の玉敬虔に白く光りたなびく
20
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くらら
窓越しに 流れる雲が 速くなり 冷たい冬の 近きを告げる
22
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くらら
線路脇 邪魔ではなかった その花は 無残に刈られ 砂 舞い上がり
20
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くらら
春浅く 寒の戻りに 首すくめ 小雪舞う街 足早に行く
27
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リクシアナ
遠雷の雲のもつれに胸さわぐボルドー色の木枯らしの朝
25
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へし切
山はみな錦織りなす秋景色 色づき初める櫨のもみぢ葉
22
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秋日好
月の無き夜の逢瀬を夢として忍ぶる者のつれなきを泣く
15
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秋日好
この腕に確かにありし温もりをつきなき夢と流すは涙
17
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秋日好
行きつけのスーパー棚から日本食消え去っている白菜までない
18
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灰色猫
あの時に君が残した言の葉はずっとわたしのなかで燻る
25
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なかしぃ卿
秋風に紅葉 舞い散り浜辺にぞ至りて遂に海星となりぬ
8
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裕月
君に会う日は丁寧に髪を梳く午前零時のいつもの儀式
9
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たけくらべ
ことだまをつづるこころの大和歌三十一文字を君に傳へむ
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