狭間のお気に入りの歌一覧
詠み人知らず
雨靴でそろりと入る水溜まり 満足そうな あの子はわたし
65
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詠み人知らず
ふんわりと舞い落ちる雪さりさりと儚くとけて冬を拒みぬ
30
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藍子
静寂の世界を舞い散る初雪は田んぼ一面キャンバス作る
26
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恣翁
喚く子を モンスケ婆の来つべしと 窘むらめや 風騒ぐとも
21
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藍子
不自由なる身体を持った我が夫を連れて歩いて絆強める
26
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藍子
俯いて恥ずかしそうにする長女初めての恋彼が出来たの
13
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藍子
元気良く隊列を組み歩いてる赤白帽子に信号譲る
16
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沙久
早世の天才一マス一マスに 指した手は全て命の軌跡
19
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コーヤ
耐えぬいた 甲斐があったね 幸のみち 出会えたことに 感謝だね
27
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逢
永遠と思いこんでた「青春」の二文字の中に「月日」があった
112
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藍子
吹き溜まり欅に銀杏様々な役目を終えた葉が憩う場所
16
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桧漣
思い出の写真サクサク消せるのはデジタルだからか心変わりか
21
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恣翁
娘から 合格したと 電話あり 獨り異郷で 祝杯を擧ぐ
241
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藍子
日直に厳しい冬が待っていた悴んだ手に石炭バケツ
15
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まあさ
行動の全てがリハビリ ガンバレ夫 手伝わないのは私の愛です
25
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藍子
私からバトンを受けた我が娘真っ直ぐ進む看護師の道
28
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ながさき
白い月 東の空に 浮いていた モズが囀る 黄昏時に
33
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沙久
極悪の限りをつくした男が言う 最期の言葉がmotherだなんて
21
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詠み人知らず
亡き母の文庫本読み気に掛かる 何を想うや折り目のページ
184
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藍子
独り寝のベッドの中で見た夢は二度と逢えないあの人のこと
15
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