詠み人知らずのお気に入りの歌一覧
たけくらべ
定めとて盛りを終へむもみぢ葉の命を散らす風な吹きそね
21
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林林
日が昇るあなたにミントティー淹れる最後の滴微かな余韻
21
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藍子
雑草と呼ばれる草も名前ありあの強さこそ私は欲しい
9
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恣翁
参道の夜店も閉まり 人の絶え 寒さばかりぞ 歩きたるらし
24
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リクシアナ
枝間から見おろす沢の葉も枯れて水の音だけが淋しく響く
23
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巴里笛
ベネチアの運河のほとりに黒い羽 君の名前を付ける夕暮れ
19
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コーヤ
辛くても歩み続けて良かったね探し求めた幸に出会えて
25
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夢士
何処よりアキアカネ来る竿の先秋桜揺れてスイと飛び去る
20
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灰色猫
ただ一人歩いてきたと思ってたあの日の空と君とが繋がる
24
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たけくらべ
秋ならで斯くも恋侘ぶ吾なるや寝覚めの床にものを思へば
22
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へし切
春は花 秋はもみぢに桜樹のさかりのあとは 侘しかりけり
28
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林林
三枚の布団に四人雑魚寝する狭いけれども楽しい我が家
115
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絮谷新
我残し闇の隧路へ向かひたる列車の立てる音ぞ寂しき
18
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たけくらべ
秋ゆゑに千々に乱るる心には十六夜ふ月もあはれなるらん
26
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キュン太郎
初デート 朝が来るまで 待ちきれず遠足を待つ 子供みたいに
19
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キュン太郎
恋の病 恋愛病棟二十四時 処方箋は感謝し愛せ
8
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へし切
戦とて誰が望みて死に行くか平和の在るは散華の上に
271
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へし切
奥山の峰のこずゑも色づいて山辺さやかに照らす月影
24
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たけくらべ
行く秋に誰にか見せむ宵の間の時雨に染むる峰のもみぢ葉
21
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沙久
いつまでも 欲しい真実を 知れぬまま 時は無情に 命を削る
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