このえのお気に入りの歌一覧
リクシアナ
言の葉の枯葉燻ぶる落葉焚き詠えない日はお芋を焼こう
23
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たけくらべ
古寺のもみぢ散り敷くきざはしを上る我身に秋は暮れなむ
28
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桐生賄
保湿剤 次男の背中 塗り込むは 嬉しいことやら 悲しいことやら
26
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リクシアナ
ジオラマの町は暮れゆく砂糖菓子雲の篩の粉雪が降る
29
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たけくらべ
ちはやぶる神の御業か起きがけのしじまを破る沖つ巨浪
31
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コーヤ
春は名のみ暗き雲より降る氷雨笑みもかじかみ白梅は哭く
21
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麻
いとどしく紅葉ゆたけき厳島櫂のしづくも染むるばかりに
33
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麻
ちはやぶる神は稲佐の浜辺より海人のたく火か夜を照らしたり
29
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麻
八雲立つ出雲の山路ふみ行けば言の葉の色なほかぎりなし
28
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コーヤ
振り向けば 思い出の花 いくつでも 今日も咲かせば 明日もありけり
25
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まあさ
真っ青な空の下では何もかも忘れられそう 週末の朝
21
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詠み人知らず
休日の讃岐うどんに葱がない 代打不能の 偉い野菜だ
30
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詠み人知らず
ひとつぶの雨がこんなに冷たいと知った今日から冬が始まる
26
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まあさ
這えば立て立てば歩めというけれど 生きててくれる それだけでいい
31
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たけくらべ
定かには秋の終わりは見えねども冬知らしめる散紅葉かな
30
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沙久
鮮やかな切り口なれど「血を出さぬ」対話のテーブルぐらつき歪む
19
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沙久
「自由の像、あなたはどちらに投票を?」 黙秘したまま 虚空を指した
21
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詠み人知らず
この土地に歌はあるやと尋ねれば 安芸の国には 黒田節とぞ
24
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秋日好
一度だけこっそり借りたマフラーを「使っただろう」と気がつくあなた
30
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ながさき
資本主義 限界超へて 行き詰まる 人間主義に 進むほか無し
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