詠み人知らずのお気に入りの歌一覧
横井 信
音もなく 顔さえ見えぬ 集まりも 言葉は響き 輝き放つ
17
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夢士
初冬やもみじ織りなす鎌倉へ古稀を祝いし友垣集う
15
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秋日好
話すことあらじと二者の行きなずむ振り返るものわずかなりとて
17
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横井 信
駅前で 銀杏並木の 衣替え 電飾まとい もうひと仕事
16
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月虹
弾け飛ぶようなラテンの熱量を蓄えたまま帰る汽車道
282
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恣翁
舳へと 止まぬ秋風の作用受け 振る竿背き 衣打つなり
19
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滝川昌之
着古したニットのようなホッコリを吾に与えし陽だまりスズメ
25
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へし切
言の葉にこころは宿る友去れば電子の海につのる悲しみ
31
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へし切
冬空に街は影絵に夕映えて夜の帳は静かに下りる
26
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滝川昌之
繰り返し子供の食事の段取りを気にせず行けよ同窓会へ
26
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詠み人知らず
日が陰り 夕立つ雨にすべもなく 軒に佇み きみ案じたり
16
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詠み人知らず
窓ふたつ門灯ひとつ微笑みて足どり重き父母むかふ
8
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蔓葵
そこはかと思へば袖のしぐれきて秋に知られぬ露をおくつき
9
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森川
晴れて尚 熱の押しつけ がましさの 無い陽がそそぐ 心地好い朝
6
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荒野のペンギン
原っぱにいつしか家が建ち並び住みかを追われた虫たち何処へ
6
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千野鶴子
ドアを開け手に舞い降りたひとひらに朝の静寂の正体を知る
9
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千野鶴子
空からの便りと雪を呼ぶならば筆まめだなあと降り続く日々に
9
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このは
娘の弾くつたないピアノの音に心なごめり冬の夕暮れ
5
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横井 信
よくかんで 残さず食べよう 給食を 泣きつつ食べる 嫌いなおかず
14
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林林
教室に向かう途中に吾転ぶクラスみんなの唐揚げとともに
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