詠み人知らずのお気に入りの歌一覧
灰色猫
追憶に沈んでしまった君の名をサルベージする夜の航海
16
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灰色猫
終わりなき旅路の果てのひとりの夜ふたり見上げた弧月を眠る
14
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詠み人知らず
ふりかかる 侮蔑にあふれた偏見は 粉々にして暗渠に流す
13
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新座の迷い人
明日からは 師走となり 気せわしく 妻の介助に 明け暮れ我が身
10
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近江の人
再検査「無罪放免」空高しやっぱり行こう同窓会
4
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へし切
やはらかな冬の陽ざしは優しくて君のぬくもり想ふ小春日
27
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滝川昌之
秋もどり夜に凍てつく段取りのあわてた月が昼空に笑む
25
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夢士
山茶花の咲く散歩路ただ一人ジョンと歩きし昔を偲ぶ
13
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夢士
小春日の川辺の散歩白き月銀杏紅葉の梢の向かふ
12
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千映
プライドの固まりのよな媼には人寄せ付けぬ女の意地みる
9
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吉野 鮎
凍てる朝空澄みわたり鶺鴒のかぼそきこゑの愼しみを愛づ
12
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横井 信
風もなく 穏やかな日の 町歩き 眠れぬ夜を 過ごした後に
12
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夢士
弓張の月を仰ぎて甦る月あかりのなか召され逝く母
15
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夢士
駅前の自転車あまた並びいて数多うごめく緑の上着
9
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新座の迷い人
我が体 検査検査で 結果待ち 昨日医師に 大丈夫と聞き
11
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千映
高額な補聴器母に買い求め「もとを取るまで頑張ってね」と
14
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夕夏
かみのくになぞかけしもでときあかすあなたのきもちかけているかな
5
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へし切
薄らかに今宵の月夜かすみたる晴れぬこころの置き処もなく
28
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新座の迷い人
幼き日 祖母が糸取り 機織りしあの筬の音が 耳に残れり
16
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滝川昌之
絶対に抜かれたくない負けん気がこの自転車のアシストとなる
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